最新記事

ホリデー

忘れられないクリスマスの旅へ ニューズウィークが厳選する世界10カ所

Best Christmas Vacations 2019

2019年11月29日(金)16時00分
スー・キム

■モーリシャス

インド洋に浮かぶ島国モーリシャスと言えば新婚旅行先の定番だが、パウダーシュガーのような白い砂のプライベートビーチとエメラルド色の海は、2人で過ごすロマンチックな休暇にもぴったりだ。

ピーチでキャンプをするのもいいが、体を動かすのが好きな人ならシュノーケリング、それに山でのトレッキングやジップラインなどのアクティビティーも楽しめる。

■ マラケシュ(モロッコ)

冬場に明るい日差しを楽しめる旅行先として人気のマラケシュ。現地の人々はクリスマスを祝わないから、クリスマスのお祭り騒ぎから逃れて一息つける場所でもある。ユネスコの世界遺産に登録された迷宮のようなメディナ(旧市街)や、ジャマ・エル・フナ広場の伝統的な市場、最近オープンしたイブ・サンローラン美術館など見どころも多い。

NW_CRK_03B.jpg

夕暮れのジャマ・エル・フナ広場 NARVIKK/ISTOCKPHOTO

■ドバイ(アラブ首長国連邦)

ドバイもマラケシュ同様、たっぷりと日差しを浴びて過ごせるし、この時期の平均気温は20度前後になる。

プールや砂浜、世界最大のショッピングモールであるドバイ・モールなど、家族みんなで楽しめる場所にも事欠かない。冒険好きなら砂丘でバギーを走らせるのもいいし、街歩きが好きな人は世界で最も高いビル、ブルジュ・ハリファなど壮大な建築物を見て歩くのもいい。

■べキア(セントビンセント・グレナディーン)

べキアはカリブ海に浮かぶ島。ヤシの木に縁取られた砂浜が点在し、エメラルド色の澄んだ海に囲まれて、派手さはないが忙しい日常から逃れるにはぴったりの場所だ。

カリブの島々の昔の姿を残していると言われ、ひなびた小島という趣だ。聞こえてくるのは地元の人々の話し声と単調なボートの音くらいのもの。貸し切りの小さなヨットで島々を巡るといったヨット遊びもいいけれど、べキアは地元の古い言葉で「雲の島」という意味。ただ寝そべってのんびり過ごすのもいい。


20191203issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

12月3日号(11月26日発売)は「香港のこれから」特集。デモ隊、香港政府、中国はどう動くか――。抵抗が沈静化しても「終わらない」理由とは? また、日本メディアではあまり報じられないデモ参加者の「本音」を香港人写真家・ジャーナリストが描きます。

[2019年11月26日号掲載]

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル軍、ガザ市住民に避難指示 高層ビル爆撃

ワールド

トランプ氏、「ハマスと踏み込んだ交渉」 人質全員の

ワールド

アングル:欧州の防衛技術産業、退役軍人率いるスター

ワールド

アングル:米法科大学院の志願者増加、背景にトランプ
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    話題の脂肪燃焼トレーニング「HIIT(ヒット)」は、心…

  • 2

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 5

    「結婚に反対」だった?...カミラ夫人とエリザベス女…

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 4

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

  • 5

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚…

  • 3

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 4

    なぜ女性の「ボディヘア」はいまだタブーなのか?...…

  • 5

    人肉食の被害者になる寸前に脱出した少年、14年ぶり…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:豪ワーホリ残酷物語

特集:豪ワーホリ残酷物語

2025年9月 9日号(9/ 2発売)

円安の日本から「出稼ぎ」に行く時代──オーストラリアで搾取される若者たちの実態は