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ドリアンハプニング再び! 大学図書館でガス漏れ疑い550人が避難

2019年05月14日(火)16時10分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

甘美な果肉は長く人々を魅了してきたが……(写真はイメージ) justhavealook-iStock

<「果物の王様」ドリアン絡みのハプニングは絶えない。図書館には未だドリアンの香りがこびりついているが、犯人の足取りは不明だ>

5月10日、オーストラリアのキャンベラ大学の図書館で異臭騒ぎが発生した。CNNなどの報道によると、同大学から「強いガス臭がする」と救急隊に通報。これを受けてすぐさま大学スタッフや学生は避難を開始し、6分足らずで約550人が図書館から退避した。

本当にガス漏れならば、あわや大惨事になりかねないと周囲は騒然。しかし、到着した救急隊が、臭いの原因を追求するためモニタリングに取り掛かってから1時間ほどで、意外な犯人が発見された。

異臭の犯人は、果物の王様ドリアンだった。

すぐに図書館は解放

御用となったドリアン。図書館スタッフによると、このドリアンは最終的に袋で厳重に密閉され、処理された。

大学側は騒動の後、フェイスブックにお知らせを投稿している。「開館しています! 館内に漂うガスのような残り香は完全に安全なものですーー図書館のゴミ箱に誰かがドリアンを捨てました」と顛末を報告した。


(キャンベラ大学図書館の投稿)

そしてすぐさま、再犯防止に手を打った。同日にフェイスブックアカウントのプロフィール画像を変更し「ドリアン禁止!」と訴えた。


(キャンベラ大学図書館の投稿)

ドリアン事件、この1年で2回

オーストラリアの大学で、ドリアンのせいで騒動が起きるのはこれが初めてではない。この1年で2回目だった。英ガーディアンによると、昨年4月にはロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)のキャンパス(CBD)で異臭騒ぎが発生。この時もガス漏れが疑われ、600人の学生とスタッフが避難を余儀なくされた

他の国でも、ドリアン絡みのハプニングは絶えない。昨年11月にはインドネシアのスリウィジャヤ航空機の荷物室に積み込まれていたドリアン(約2トン)が強烈な臭気を放ち、離陸前の機内から乗客が脱出する事態に。

【参考記事】離陸前のインドネシア機から乗客脱出 荷物室にあったのはドリアン2トン

19世紀イギリスの博物学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスによって「果物の王様」と称されたドリアン。素晴らしく甘美な果肉は人々を魅了してきたが、一方で話題性も王様級。ドリアン好きには堪らない独特の強い香りも、苦手な人からしたら厳しい。インドネシア、シンガポールなどのホテルや公共交通機関で持ち込みを禁止するところもある。

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