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仕事も結婚生活もより順調──ペットと暮らすと幸せになれることが証明された

2018年08月15日(水)17時00分
吉野潤子

成功していると感じる人の割合がペットがいる人の方が2倍も多い結果に Manuel-F-O-iStock

<愛するペットといると幸せになれる――飼い主なら当たり前に感じることだがそれを裏付ける研究結果が発表された>

人間にかけがえのない愛と癒しを与えてくれるペットたち。家族の一員として認められ、旅行に連れていったり誕生日パーティーを開催したりと人間同様に扱い愛情を注いでいる人も多い。

愛するペットといると幸せになれる――飼い主たちにとっては言うまでもない、当たり前の事実だろう。しかし、そのことを科学的に裏付ける興味深い最新の研究結果が発表された。

ペットがいる人の方が自分が成功していると感じている

英インデペンデント紙によると、ペットと一緒に暮らしている人は、そうでない人よりも幸せになりやすいことが明らかになった。

英国のMcCarthy & Stone社が実施した同調査では、55歳以上で犬猫の飼い主1000人と、同年齢層で犬猫を飼っていない1000人を比較。その結果、「犬猫とともに暮らしている人の方が、そうでない人に比べて自分のことを成功していると考える割合が多く、その差は2倍」であることがわかった。

具体的には、「ペットと暮らす人はそうでない人に比べて、結婚して、子どもがいて、大学の学位も保有しており、さらに理想通りの仕事に就いていることが多い」のだそうだ。

エンドルフィンやオキシトシンなどの幸せホルモンの分泌が促進

さらに、ペットと一緒にいることで笑顔になれるし、精神的にもリラックスできる。散歩に連れ出すために外出する頻度も多くなり、飼い主は必然的にアクティブになり健康リスクも低くなる。

今や孤独が健康に及ぼすリスクも周知されてきているが、ペットと一緒にいると孤独感を感じにくくなるため、肉体的のみならず精神的な健康にも好影響をもたらしてくれる。

心理学者で作家のコリン・スウィート氏は、同紙の取材に対し「ペットを飼うことによる心理的、感情的なメリットはメンタルヘルスの専門家の間ではよく知られている。ペットと親密な関係を築くことで、エンドルフィンやオキシトシンなど、幸せを感じる化学物質の分泌が促進される。その結果、飼い主は自宅でもリラックスして穏やかで、幸せな気分でいられる」と語った。

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