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幸福論

良い大学を出て立派な職業に就いても「幸せとは限らない」...10代に伝えたい令和を生きる道しるべ

2024年6月10日(月)10時23分
肘井 学(スタディサプリ講師)*PRESIDENT Onlineからの転載

【「今ある幸せに気づく力」が重要】

それは、恋人ができても、結婚しても、子どもが生まれてもそうです。人間は慣れる生き物で、気づいたら周りの物を当然と思う傲慢さがあります。

そんなときこそ、今ある幸せに気づく、「有り難う」の言葉を、周囲の人にかけてみてください。今の「有り難さ」に気づいたときこそが、まぎれもなく幸せな状態です。

冒頭で説明したように、大きな夢を描いてください。

目の前のことに必死で取り組んでみてください。その結果、何かしらのことを達成できるかもしれません。しかし、それらのものが必ずしも幸せをもたらすとは限らないことも覚えておいてください。大事なのは、今ある幸せに気づく力です。

あなたの根底に、しっかりとした幸福感があれば、どこの世界へ行っても大丈夫です。つねに「有り難う」の精神を忘れないでいることで、必ずやあなたの人生は豊かなものになるでしょう。

【まとめ】
幸せとは、「なる」ものではなく、「気づく」もの。
大事なのは、今ある幸せに気づく力。つねに「有り難う」の精神を忘れずに。

newsweekjp_20240609064926.png肘井学『10代のきみに読んでほしい人生の教科書 豊かに生きるための33のヒント』(KADOKAWA)(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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