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熱海の名にふさわしい「新たな特産品」...純粋種・雄町を使った日本酒「熱海桜」、数量限定で発売中

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2025年12月5日(金)09時56分
ニューズウィーク日本版ウェブ広告制作チーム
熱海の新しい特産品である日本酒「熱海桜」

特別純米 熱海桜(左)と純米大吟醸 熱海桜(右)。ともに雄町の奥深い味わいを富士山の清らかな水が一層引き立てる

<かつての衰退から元気を取り戻したと言われている静岡県熱海。今ではスイーツをはじめとした名物も多く、観光客からの支持も厚い。そんな熱海で新たな特産品として注目されているのが、日本酒の「熱海桜」である>

2025年夏に数量限定で発売された「特別純米 熱海桜」。この日本酒は、伊豆半島の伝統文化や希少な食材を再発掘し、付加価値を与えながら新名物を創造する伊豆半島合同会社と、1688年に創業した静岡県富士宮市の造り酒屋、富士錦酒造とのコラボレーションによるもの。

酒米には、日本最古にして唯一現存する純粋種として知られる雄町(岡山県産100%)を選定。富士山の湧水で仕込み、その清らかさと雄町の力強くて繊細な個性が出会い、柔らかな口当たりとふくよかな旨み、爽やかなキレが特徴の特別純米酒ができあがった。雄町ならではの厚みのある味わいと酸とのバランスが心地いいのが印象的だ。

熱海桜の銘柄は、熱海市を中心に植えられている「あたみ桜」に由来する。毎年1月上旬~2月に開花する早咲きのこの桜は、1871年(明治4年)頃にイタリア人によってレモンやナツメヤシとともに熱海にもたらされた。その後、先人たちの努力により増殖が行われ、下田の御用邸や伊勢神宮、東宮御所に献上されたことで、広く知られるようになった歴史を持つ。

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香りは穏やかで、口当たりは柔らかい特別純米 熱海桜。刺身や焼魚、天ぷらなどの料理と好相性で、熱燗はもちろん冷酒でも美味

さらに10月には第2弾として「純米大吟醸 熱海桜」が同じく数量限定で発売。こちらも酒米に雄町を使っているが、大吟醸造りとした。 雄町ならではの豊かな旨みとどっしりとしたコクが口いっぱいに広がり、米由来のやわらかく丸みのある香気が感じられる。キレのある後味が全体を引き締め、上品かつ洗練された余韻を特徴とする。

伊豆半島合同会社の代表を務める布施和広氏は、「熱海の名にふさわしい日本酒をつくりたいという思いから始まったこのプロジェクトでは、特別純米酒と純米大吟醸酒の2種類を世に送り出すことができました。熱海桜は単なる地酒の枠を超え、熱海の風土と美意識を体現する嗜好品として、日本だけでなく世界の食卓にも寄り添える一本となることを願っています」とコメントした。

同社はこれまでに「熱海温泉 毒饅頭」、「熱海ラムネ」といった熱海の新名物を企画・販売してきた会社。熱海市の中心部では、昭和レトロをコンセプトにした居酒屋「熱海ミニ横丁」を運営している。ここでは日本酒や焼酎、ウイスキー、ワインをはじめとした多種多様なお酒と、静岡や伊豆半島の食材を使った100種以上の料理が楽しめる。もちろん、熱海桜の特別純米酒と純米大吟醸を味わうことができるので、試しに飲んでみたいという人には来店をおすすめしたい。


特別純米 熱海桜
希望小売価格 1995円(税別)720ml / 3590円(税別)1800ml

純米大吟醸 熱海桜
希望小売価格 4390円(税別)720ml / 7680円(税別)1800ml

●問い合わせ先/伊豆半島合同会社(静岡県熱海市)
https://www.izuhanto.com

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●問い合わせ先/伊豆半島合同会社(静岡県熱海市)

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