最新記事

教養

便利で得な情報も、知らなければ活用できない...備えておくべき「お金の知識」(新刊本紹介)

2022年2月1日(火)20時44分
flier編集部

利益と働きやすさを両立する会社の秘密

『働きやすい会社の仕組みのつくり方』
 著者:金原章悦
 出版社:あさ出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

飲食サービス業といえば、コロナ禍で大きなダメージを受けた業種です。また、有給休暇の消化日数が年6.7日と全業種で最下位と労働環境は決していいとはいえません。

そうした中にあって、京都・大阪・奈良・愛知を中心に、お好み焼・鉄板焼の人気チェーン「きん太」を展開する、株式会社テイルは、既存店の売上が8年連続100%超、さらには労働時間マイナス100時間、業界では異例の7日間連続長期休暇と、成長と働きやすさを同時に実現している会社です。

とはいえ、創業当時はご多分にもれず長時間労働がはびこり、給料日のたびに社員が辞めていくブラックな環境でした。そこから社員満足を高めれば、顧客満足が高まることに経営者が気づき、自らを変え、社員教育によって会社を変えていきました。その過程を社長目線からリアルに描いたのが本書。店舗戦略についても触れられており、同業者はもちろん、中小企業経営者にも参考になる1冊です。
(編集担当 田賀井)

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されているほか、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

flier_logo_nwj01.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ECB、追加利下げ前に数回の理事会で金利据え置く可

ビジネス

米消費者、1年先インフレ期待低下 5年先は上昇=N

ワールド

ロシア軍機がフィンランド領空侵犯の疑い、フィンラン

ワールド

フランス、極右躍進の影響見極めへ 解散総選挙の決定
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:姿なき侵略者 中国
特集:姿なき侵略者 中国
2024年6月18日号(6/11発売)

アメリカの「裏庭」カリブ海のリゾート地やニューヨークで影響力工作を拡大する中国の深謀遠慮

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...? 史上最強の抗酸化物質を多く含むあの魚

  • 2

    堅い「甲羅」がご自慢のロシア亀戦車...兵士の「うっかり」でウクライナのドローン突撃を許し大爆発する映像

  • 3

    カラスは「数を声に出して数えられる」ことが明らかに ヒト以外で確認されたのは初めて

  • 4

    公園で子供を遊ばせていた母親が「危険すぎる瞬間」…

  • 5

    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…

  • 6

    フランス人記者が見た日本の「離婚後共同親権」が危…

  • 7

    メディアで「大胆すぎる」ショットを披露した米大物…

  • 8

    良い大学を出て立派な職業に就いても「幸せとは限ら…

  • 9

    ロシア軍が「警戒を弱める」タイミングを狙い撃ち...…

  • 10

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が34歳の誕生日を愛娘と祝う...公式写真が話題に

  • 3

    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車が、平原進むロシアの装甲車2台を「爆破」する決定的瞬間

  • 4

    認知症の予防や脳の老化防止に効果的な食材は何か...…

  • 5

    カラスは「数を声に出して数えられる」ことが明らか…

  • 6

    「サルミアッキ」猫の秘密...遺伝子変異が生んだ新た…

  • 7

    アメリカで話題、意識高い系へのカウンター「贅沢品…

  • 8

    堅い「甲羅」がご自慢のロシア亀戦車...兵士の「うっ…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…

  • 10

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 3

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「回避」してロシア黒海艦隊に突撃する緊迫の瞬間

  • 4

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…

  • 5

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々…

  • 6

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…

  • 7

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 8

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 9

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

  • 10

    我先にと逃げ出す兵士たち...ブラッドレー歩兵戦闘車…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中