最新記事

独VWの最高財務責任者、排ガス不正問題は「会社存続の危機」

次期監査役会長が一連の問題について事態の深刻さを指摘

2015年10月5日(月)11時05分

10月3日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の監査役会長に就任する予定となっているペッチュ最高財務責任者(CFO)は、このほど開かれた社内会合で、排ガス不正問題は「会社の存続を脅かす危機」だと指摘した。3月撮影(2015年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[ベルリン 3日 ロイター] - 独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の監査役会長に就任する予定となっているペッチュ最高財務責任者(CFO)は、このほど開かれた社内会合で、排ガス不正問題は「会社の存続を脅かす危機」だと指摘した。独ウェルト紙(日曜版)が報じた。

一方でペッチュ氏は、VWはこの危機を乗り越えることができると信じているとも指摘したという。

VWの広報担当者はこの報道に関してコメントを拒否した。

また、同紙によると、VWは2018年までに1000億ユーロとしている投資計画の削減を検討している。

VWはこの件についてもコメントを拒否した。

120x28 Reuters.gif

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日米関税合意「大きな前進」、見通し実現していけば利

ビジネス

三菱電、営業益4─6月期として過去最高 インフラな

ビジネス

日経平均は5日ぶり反発、米ハイテク決算好感 日米中

ビジネス

みずほFG、純利益予想1兆円超に上方修正 三井住友
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから送られてきた「悪夢の光景」に女性戦慄 「這いずり回る姿に衝撃...」
  • 3
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目にした「驚きの光景」にSNSでは爆笑と共感の嵐
  • 4
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 5
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 6
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 7
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 8
    M8.8の巨大地震、カムチャツカ沖で発生...1952年以来…
  • 9
    街中に濁流がなだれ込む...30人以上の死者を出した中…
  • 10
    「自衛しなさすぎ...」iPhone利用者は「詐欺に引っか…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 8
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 9
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 10
    タイ・カンボジア国境で続く衝突、両国の「軍事力の…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中