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シリーズ日本再発見

品川2分・夜10時――東京一便利な都市型エンタメ水族館

2016年11月30日(水)13時12分
長嶺超輝(ライター)

 2階では、「ザ スタジアム」以外でも、光学的な演出などを抑えめにした、王道のアクアリウム展示が広がっている。

 水棲爬虫類が多く展示されていて、リクガメとカピバラが同じ空間で共存する「アクアジャングル」、ペンギンやカワウソなどのありのままの行動を見られる「ワイルドストリート」など、大人も子供も楽しめる興味深い展示が多い。

 夜間には紺碧の照明がにじむ「ワンダーチューブ(海中トンネル)」では、ダイナミックに泳ぎ回るノコギリザメやマンタの腹部を見上げることもできる。

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エントランス。海に面してもいない品川駅すぐの立地に、イルカパフォーマンスまで常時開催されている水族館があるのは驚きだ

 駆け足で紹介してきたが、アクアパーク品川は屋内型施設なので、季節による寒暖の差も気にならず、雨や雪の日も快適に過ごせる点はありがたい。

 その一方で、季節ごとに演出が施されているため、一度訪れたことのある人でも飽きずに楽しめる。現在(12月25日まで)は「ゴールド・クリスマス・パーティ」のコンセプトの下、暖かな金色と鮮やかな赤が基調のカラーリングで全館が構成されている。和のテイストを取り入れた演出が行われることもあり、外国人にも注目されている。

 広報の山田氏によれば、「品川アクアスタジアムの頃から、アジア系の外国人が多かったが、リニューアル後は欧米系のお客様も増えた」とのこと。東京の玄関口にある水族館大国・日本の水族館として、今後ますます外国人客が増えていくかもしれない。

 リニューアルにより、さらに洗練され、水族館としての魅力も増したアクアパーク品川。家族旅行の際には、夜の品川駅に降りてみてはいかがだろうか。


アクアパーク品川
住所:東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
開館時間:10~22時(入場は1時間前まで)※時季により異なる
入館料:大人2200円、アトラクションは別料金
TEL:03-5421-1111(音声ガイダンス)
http://aqua-park.jp


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