英仏主導の有志国協議、17日開催へ 制裁や航行再開の方策議論か
ホルムズ海峡の地図。March 26, 2026撮影 REUTERS/Dado Ruvic/Illustration/File Photo
Lijo John
[パリ 14日 ロイター] - フランス大統領府と英首相府は14日、マクロン大統領とスターマー首相が共同議長として、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の航行再開に向けた有志国約40カ国による会合を17日にオンラインで開催すると発表した。関係者によると、イランが海峡封鎖を続けた場合の制裁や、航行再開に向けた産業界との連携策などが議題となる見通し。
英国とフランスはこれまで複数の会合を経て、米イスラエルとイランの交戦終結後に海峡の航行の回復に向け、主導的な役割を担うことを目指している。欧州の外交関係者3人によると、17日の会合に先立ち、高官級の外交官らが準備のため電話会議する。
関係者1人によると、今週の会合は4つの作業部会を中心に進められる。具体的には、航行の自由と海上の安全保障、海峡閉鎖が続いた場合のイランに対する経済制裁措置、足止めされている船員や船舶の解放、航行再開準備のための業界支援―の4つがテーマとなる。
関係者の1人によると、英国が外交面を主導。一方、フランスは軍事面の計画に取り組んでおり、有志国から提供可能な軍事力や展開方法を検討するという。
2月末に米イスラエルによる攻撃を受けて以降、イランは自国船以外の船舶に対して海峡をほぼ閉鎖している。米国は今月13日、イランの港湾に出入りする船舶に対する封鎖を発動。トランプ米大統領は他国に協力を求めている。英国やフランスなどは、参戦につながる協力は否定する一方、戦闘終結の際に海峡の通行支援への用意はあるとしている。
関係者らによると、協議はまだ準備段階にとどまっている。実行に移るのは、米イランの戦闘が終結し、合意が得られて以降になるという。





