ニュース速報
ワールド

パキスタン、サウジに戦闘機派遣 相互防衛協定に基づき支援

2026年04月13日(月)09時37分

写真はイスラマバードで会談するサウジアラビアのファイサル外相とパキスタンのダル外相。3月29日撮影。サウジ通信社提供。REUTERS

Asif Shahzad Mubasher Bukhari Timour Azhari

[イス‌ラマバード/ドバイ 11日 ロイ‌ター] - サウジアラビア国防省は11日、​パキスタンが両国の防衛協定に基づき、安⁠全保障強化の​ため戦闘機などをサウジに派遣したと発表した。パキスタンの首都イスラマバードでは同日、米国とイランの戦闘終結に⁠向けた協議が行われた。

同省は声明で、パキスタンの戦闘機と支援機が⁠同国​東部州の空軍基地に到着したと明らかにした。両国の防衛協力を強化し、地域および国際的な安全保障と安定を支援することが目的と説明した。

パキスタン政府高官を含む3人の⁠関係筋によると、今回の派‌遣はサウジの主要なエネルギー施設がイ⁠ラン⁠の攻撃を受け、サウジ人1人が死亡したことを受けて行われた。

パキスタン政府高官は、派遣は「攻撃目的ではない」と述べた。

関係筋による‌と、サウジのジュベイル工業都​市の石油‌化学施設が6日に⁠イランの攻撃​を受けたことで、パキスタンではサウジが報復に踏み切り、イランを巡る和平協議が危うくなる可能性があるとの懸念が高まった。

今回の派遣‌は、さらなる攻撃があった場合にパキスタンがサウジ防衛を支援す​ると改めて確認するこ⁠とが狙いだったという。

サウジとパキスタンは昨年9月に相互防衛協定を結び、いずれか​の国が侵略を受ければ双方に対する攻撃と見なすことで合意。これにより、数十年にわたる安全保障協力が大幅に深化した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

韓国国会、177億ドル規模の補正予算案可決 イラン

ワールド

石油タンカー、ホルムズ海峡を回避 米の封鎖控え

ワールド

原油先物が再び100ドル突破、米のホルムズ海峡封鎖

ワールド

ブラジル3月の消費者物価、ガソリン急騰で4%超える
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相場で人気の優良株から売られる落とし穴
  • 2
    新しいアメリカンドリームは「国外移住」...5人に1人が海外を希望する時代
  • 3
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 4
    健康を守るはずのサプリが癌細胞を助ける? 思いがけ…
  • 5
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 6
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 7
    中国が恐れる「経済ドミノ」
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 10
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 8
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中