豪とシンガポール、エネ安保で連携強化 首脳会談で合意
オーストラリアのアルバニージー首相(左)とシンガポールのウォン首相。4月10日、シンガポールで撮影。SPH/LianHe Zaobao/Chia Ti Yan via REUTERS
Xinghui Kok Helen Clark
[シンガポール/パース 10日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は10日、シンガポールでウォン首相と会談した。中東情勢を踏まえ、エネルギー安全保障でより緊密に協力することで一致した。
シンガポールはアジアにおける主要な石油取引拠点で、オーストラリアにとってガソリンやディーゼル、ジェット燃料の重要な調達先。オーストラリアでは、ディーゼル燃料の供給が逼迫し、農業や鉱業に打撃を与えている。
両首脳は、ディーゼルや液化天然ガス(LNG)などの必須物資の供給を確保し、エネルギー安保の強化に「最大限努力」することで合意したと述べた。
共同声明は「世界的な混乱の時期に安定を支える強靭(きょうじん)でルールに基づく多国間貿易体制を支援するため協力するという決意を再確認した」とした。
アルバニージー氏は共同会見で、「世界的な燃料危機への対応を調整し、協力することは極めて重要だ。これはウィンウィンだ」と述べた。
ウォン氏は、エネルギーの輸出を抑制する計画はないと説明。「コロナ禍の最も厳しい時期でも、その必要はなかった。今回のエネルギー危機においてもそうすることはない」と述べた。





