米国務長官、中国のパナマ船拿捕に懸念表明
ルビオ米国務長官。3月27日、パリ郊外の空港で代表撮影。REUTERS
Katharine Jackson Michael Martina
[ワシントン 2日 ロイター] - ルビオ米国務長官は2日、中国によるパナマ船籍の船舶拿捕が相次いでいることについて、パナマの裁判所の判決を受けた動きであり、パナマの「法の支配」を揺るがす試みとして重大な懸念を表明した。
米連邦海事委員会(FMC)は先週、中国でパナマ船籍船舶の拿捕件数が過去の水準に比べて急増しており、状況を注視していると表明した。
パナマ最高裁は1月、香港の長江和記実業の子会社が保有していたパナマ運河に関する主要な港湾契約を無効とする判断を示した。中国はこの判断に強く反発している。
ルビオ氏は声明で「中国による最近の措置は、主権国家であり世界貿易にとって重要なパートナーであるパナマの法の支配を損なうため、経済的な手段が用いられているとの深刻な懸念を抱かせる」と表明。
「主権に基づく判決は透明性と法の支配を維持し、民間事業者に公益への説明責任を果たさせた」と指摘。米国はパナマを「断固として支持」し、経済・安全保障協力の拡大を期待すると述べた。
在ワシントン中国大使館の報道官は「米国の度重なる不当な主張は、パナマ運河の支配権を掌握しようとする試みを示すだけだ」と述べた。





