インタビュー:消費減税財源、外為特会「一つの候補」=吉村維新代表
写真は日本維新の会の吉村洋文代表(左)と高市首相(右)。1月27日、東京で撮影。REUTERS/Kim Kyung-Hoon
Takaya Yamaguchi Leika Kihara
[東京 16日 ロイター] - 日本維新の会の吉村洋文代表はロイターとのインタビューで、消費減税に伴う財源について「外為特会(外国為替特別会計)の剰余金も税外収入になってくる。それも一つの候補」と述べた。飲食料品の消費税ゼロの早期実現にも意欲を示した。
2年で10兆円弱必要とされる減税財源を巡り、吉村代表は「歳出改革と税外収入で確保できる」と述べた。「財源については責任を持ってやっていく」と強調し、赤字国債には依存しない考えを示した。
減税時期に関しては、2026年度中の消費減税を念頭に置く高市早苗首相と足並みをそろえ、「できる限り早く(減税を)実行すべき」と語った。夏前に超党派の国民会議での議論を集約し、「その後の臨時国会で法案を審議すれば26年度中(の実施)は可能」との認識も示した。
国民生活に直結するとし、従来の慣習にとらわれず、26年度予算案の25年度内成立を目指すべきとの考えも併せて示した。
インタビューは15日に実施した。インタビューに先立つ大阪市での常任役員会では「与党として、内閣においても責任と仕事を共有すべきだという判断をした」という。「次の内閣改造のタイミングで閣内に入り、責任を持って公約を実行し、アクセル役を果たす」と抱負を語った。具体的なポストについては「次の内閣改造のタイミングが近づけば、総理と相談する」と明言を避けた。
為替円安に関しては、メリットとデメリットの両面があり「一概に言うことはできない」と語った。一方、円安基調の背景にある財政運営を念頭に「マーケットの信頼を得るというスタンスは常に持っていく必要がある」との認識も示した。
日銀の利上げ判断については「日銀が判断すべきことで、政治が介入するべきではない」とした。政府側から「逐一、注文をつけるというのは慎重であるべき」としたうえで、「金融調節は中央銀行が果たすべき」と語った。
政策金利1%への追加利上げの判断とは別に、政府として「力強い経済を作っていく必要があると、強く感じている」との考えも述べた。





