米・アルメニア、民生用原子力分野での協力で合意
バンス米副大統領(左)とアルメニアのパシニャン首相。2月9日、エレバンで撮影(2026年 ロイター/ケビン・ラマルク)
Lucy Papachristou
[トビリシ 9日 ロイター] - アルメニアと米国は9日、民生用原子力分野での協力で合意した。アゼルバイジャンとアルメニアは昨年、米国の仲介により和平に向けた共同宣言に署名。米国は旧ソ連構成国アルメニアとの関係強化を図っている。
原子力分野に関する合意書は、アルメニアのパシニャン首相と、2日間の日程でアルメニアを訪問中のバンス米副大統領によって署名された。
両者は、米国が他国に原子力技術や設備を合法的に供与することを認める「123協定」と呼ばれる協定の交渉を完了したと発表した。
バンス氏によると、この協定により、米国はアルメニアに対して、初期段階で最大50億ドルの輸出を行うほか、さらに40億ドルの長期燃料および保守契約を追加で締結することができるという。
これまでエネルギー供給をロシアとイランに大きく依存してきたアルメニアは現在、老朽化したロシア製の唯一の原子力発電所「メツァモール」に代わる新しい原子炉の建設について、米国、ロシア、中国、フランス、韓国の企業からの提案を検討している。まだ決定はされていないが、今回の合意によって米国のプロジェクトの選定に道が開かれた形だ。





