台湾の1月輸出、69.9%増 AI需要で16年ぶり伸び率
2023年4月、台中港で撮影。REUTERS/Ann Wang
[台北 9日 ロイター] - 台湾財政部(財務省)が9日発表した1月の輸出額は、前年同月比69.9%増の657億7000万ドルだった。
人工知能(AI)向け半導体や技術への旺盛な需要を背景に、単月としては約16年ぶりの高い伸び率を記録。ロイターがまとめた市場予想(51.9%増)を上回り、過去最高額を更新した。前年実績を上回るのは27カ月連続。
財政部は声明で、AIやクラウド関連の需要が極めて強いと指摘した。一方で、昨年は1月後半に春節(旧正月)の大型連休が始まり稼働日数が少なかったため、前年の水準が低かったことも影響したと分析している。
米国は先月、包括的な貿易・投資協定の一環として、台湾への関税率を15%に引き下げることで合意した。
財政部は、AI需要の加速と米国との関税合意が、今年の輸出の勢い維持に寄与するとの見方を示した。2月の輸出については、春節休暇が月半ばにあるものの、前年同月比で20─27%の増加を見込んでいる。
1月の地域別の輸出では、米国向けが前年同月比151.8%増の212億8000万ドルと急増。中国向けも49.6%増加した。
品目別では、電子部品が59.8%増の223億6000万ドルとなり、過去最高を記録した。
一方、1月の輸入は前年同月比63.6%増の468億7000万ドル。市場予想(40.85%増)を上回った。





