中道、引き続き支持拡大目指す考え 野田・斉藤代表が会見
中道改革連合の野田共同代表。2月8日撮影。REUTERS/Manami Yamada
Tamiyuki Kihara
[東京 9日 ロイター] - 中道改革連合の野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表は9日、衆議院選挙の結果を受けて記者会見し、野田氏は議席が激減した点を「厳粛に謙虚に受け止める。大敗だった」と総括した。一方で、両氏ともに党は解体せずに引き続き支持拡大を目指す考えを表明。会見の場では辞任は明言せず、この後開く党役員会で進退を含めて協議した上で、特別国会が始まるまでに新体制へ移行する方針を示した。
8日投開票の衆院選で、中道は公示前の167議席から49議席へと大きく減らした。このうち28議席は各比例ブロックの名簿順で優遇された公明党系候補が占める。立憲民主党系候補は安住淳共同幹事長や枝野幸男氏らを含め壊滅的な結果となった。
野田氏は会見で「結果は大敗だった。すべて私の政治判断によるものだ。万死に値すると思っている」と述べる一方、「特別国会が始まるまで体制を作る責任を果たさなければならない。今日辞めますという無責任な態度をとることはできない」と語った。斉藤氏も「結果責任について決意を固めている」とし、9日午後に開く党役員会で体制を含めた今後の方針を検討すると話した。
今回の選挙で、自民党は316議席を獲得。単独で衆院の3分の2を占めた。参議院で否決された法案の再可決も可能となる数字だ。憲法改正の発議に必要な議席数を衆院では満たしたことにもなる。野田氏は国会論戦を通じて高市早苗首相と対峙する考えを示し、「中道の『種火』はしっかり維持して、消されないようにしていきたい」と語った。
(鬼原民幸)





