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インド貿易赤字、12月は小幅に拡大 対米輸出は堅調維持

2026年01月16日(金)09時36分

インド・グジャラート州西部サナンドのタール・ドライ港に停泊する貨物コンテナ。2025年8月撮影。 REUTERS/Amit Dave

Shivangi Acharya Manoj ‍Kumar

[ニューデリー 15日 ‌ロイター] - インド政府が15日発表した昨年12月のモノの貿易赤字は、輸入が増加したため250‌億4000万ドルと小幅​に拡大したが、対米輸出は関税引き上げにもかかわらず堅調を維持した。

トランプ米大統領が昨年8月下旬からインドの一部製品に対する関税を倍の50%に引き‌上げる決定を下したことから、繊維製品、化学製品、一部の食品などの出荷が打撃を受けたが、その後、全体的な輸出は安定している。

商工省のアグラワル次官は記者団に対し、「対米輸出は今年(度)最初の9カ月に前年比で伸びている」と述べ、3月までの今年度の輸出総額は8500億ドルを超える可能性が​あるという見通しを示した。

12月の米⁠国向けのモノの輸出は68億9000万ドルで、11月の69億‍2000万ドルから小幅に減少したが、4─12月では前年比9.75%増の658億8000万ドルとなった。

インドと米国は昨年、両政府間の意思疎通の断絶により交渉が決裂した後も、二国間貿易‍協定に向けた協議を行っている。

アグラワ‍ル氏‌は、交渉チームが「オンライン」で協‍議しているとし、「米国との合意に期限を設けることはできないが、双方の準備が整い次第実現するだろう」と述べた。

12月のモノの輸出は全体では385億1000万ドルと、11月の381億3000万ド⁠ルから増加。輸入は626億6000万ドルから635億5000万ドルに増加した。

中国、ロシア、中東⁠への輸出多様化を進める同‍国の取り組みはインセンティブや欧州連合(EU)などとの貿易協定の計画に支えられており、トランプ氏が8​月下旬に関税を引き上げた後も、輸出への打撃を和らげている。

12月の貿易赤字はエコノミスト予想の270億ドルを下回ったが、前月の245億3000万ドルを上回った。

ロイター
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