米への外国観光客は昨年6%減、欧州や日本にシフト=業界団体
2025年5月、米アリゾナ州ペイジ近郊のグレンキャニオンダムからコロラド川を眺める観光客。REUTERS/Rebecca Noble
[マドリード 14日 ロイター] - 世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)によると、2025年には米国を訪れた外国人渡航者数が前年比6%減少した。一方、一部地域では観光の飽和が懸念されていたものの、世界的には観光支出が6.7%増加した。
昨年は15億人以上がホテル、客船、航空機利用に11兆7000億ドルを支出。観光産業は世界の総生産(GDP)の10.3%に相当し、観光支出は世界経済成長の2倍のペースで増加しているという。
WTTC暫定理事長兼最高経営責任者(CEO)のグロリア・ゲバラ氏は、若い世代を中心に多くの人の旅行頻度が高まっており、米国の反移民政策などの懸念から観光客がスペイン、フランスなど欧州諸国や日本に流れていると指摘。
さらに、中南米諸国からの米国旅行は減少し、メキシコからの米国渡航も滞在期間が短かくなっていると述べた。
WTTCの推計によると、米国への観光客は世界で3番目に多いが、カナダ、メキシコ、欧州からの渡航減で外国人観光客の支出が7%減った。





