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EU、ロシア産ガス輸入の恒久停止で合意 ハンガリーとスロバキアが反対

2025年12月04日(木)02時29分

Philip Blenkinsop Sudip Kar-Gupta Angela Christy M

[ブリュッセル 3日  ロイター] - 欧州連合(EU)は3日、ウクライナ侵攻を続けるロシアの戦争資金を断つ取り組みの一環として、ロシア産天然ガスの輸入を2027年終盤までに恒久的に停止することで合意した。

具体的には、液化天然ガス(LNG)の輸入を26年末までに、パイプライン経由の天然ガス輸入は27年9月末までに停止する。EUの執行機関である欧州委員会が6月に提案した措置について、EU加盟各国政府と欧州議会が合意した。欧州委員会のフォンデアライエン委員長は「輸入を恒久的に停止する。ロシアの戦争資金を枯渇させることで、EUはウクライナとの連帯を示す」と述べた。

今回の措置について、ロシア産天然ガスと原油に対する依存度が高いハンガリーとスロバキアが反対。ハンガリーのシーヤールトー外相は、制裁措置の導入に必要な全会一致の採決を回避するために今回の措置が通商政策として扱われたことは不当だとし、EUの最高裁判所に当たる欧州司法裁判所に提訴する方針を表明。スロバキアも法的手段を検討するとしている。

ロシア大統領府はEUの決定を非難。消費者物価の上昇を招き、欧州の競争力が損なわれると警告した。

EUの天然ガス輸入のうちロシア産が占める割合は10月時点で12%。ロシアが22年2月にウクライナ全面侵攻を開始する前は45%だった。

欧州委はロシア産原油の輸入についても27年末までに段階的に停止する方針で、来年初めに関連法案を提出する。

ロイター
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