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日本の国連大使、中国の主張に反論 グテレス事務総長に書簡
2025年11月25日(火)10時46分
写真は日本の山崎和之国連大使。2024年3月、米ニューヨークの国連本部で撮影。REUTERS/Mike Segar
[25日 ロイター] - 日本の山崎和之国連大使は24日、日本が台湾問題に「武力介入」しようとしているなどとした中国側の主張に反論する書簡をグテレス国連事務総長に送った。
山崎大使は、高市早苗首相の国会答弁を受けて中国の傅聡国連大使が国連へ送付した21日付の書簡に対し、「武力攻撃が発生していないにもかかわらず日本が自衛権を行使するかの如き中国の主張は誤っている」と反論。「台湾をめぐる問題が、対話により平和的に解決されることを期待するというのが、我が国の従来から一貫した立場であることを改めて表明する」とした。
その上で、中国政府が自国民に日本への渡航自粛を呼びかけていることや、水産物の輸入規制を強めたことに触れ、「自らの意に沿わない他国の発言や政策に対して、威圧的な措置を加えるこのようなアプローチは、国際社会が反対すべきものだ」とした。





