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米公民権運動指導者ジャクソン師、進行性核上性麻痺で入院

2025年11月13日(木)15時42分

 11月13日 米公民権運動の黒人指導者ジェシー・ジャクソン師(84、写真)がパーキンソン病とよく似た脳の病気の一種である進行性核上性麻痺(PSP)のため入院したと、同氏が設立した非政府組織(NGO)「レインボー・プッシュ連合」が12日発表した。写真は2024年8月、イリノイ州シカゴで撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)

[13日 ロイター] - 米公民権運動の黒人指導者ジェシー・ジャクソン師(84)がパーキンソン病とよく似た脳の病気の一種である進行性核上性麻痺(PSP)のため入院したと、同氏が設立した非政府組織(NGO)「レインボー・プッシュ連合」が12日発表した。現在は経過観察中だという。

同団体は声明で、「ジャクソン師は10年以上にわたりこの神経変性疾患の治療に取り組んできた」と述べた。「当初はパーキンソン病と診断されたが、昨年4月にPSPであることが確認された」と説明した。

ジャクソン師は1960年代から米国の公民権運動の指導者として活動してきた。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師と共に黒人をはじめとするマイノリティーの権利のために闘い、68年にテネシー州メンフィスでキング牧師が暗殺された際にも現場に居合わせた。

2017年にパーキンソン病を患っていることを明らかにした。

ロイター
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