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パキスタン首都で自爆攻撃、12人死亡 北西部の軍学校でも襲撃事件

2025年11月11日(火)21時40分

2025年11月11日、パキスタン・イスラマバードの自爆攻撃現場で撮影。REUTERS/Waseem Khan

[イスラマバード 11日 ロイター] - パキスタンの首都イスラマバードの裁判所前で11日、自爆攻撃があり少なくとも12人が死亡、27人が負傷した。モシン・ナクビ内相が明らかにした。

これに先立ち北西部の軍学校を武装勢力が襲撃、3人が殺害された。

今のところ犯行声明はでていない。

裁判所で犯人は歩いてビルに入ろうとした際、警察車両の近くで爆発させた。内相は現場で記者団に対し、警察車両が標的だと指摘、「さまざまな角度から事件を捜査している。単なる爆弾テロではない」と述べた。

事件はイスラマバードの地方裁判所で、多くの訴訟関係者で混みあっている昼頃に発生した。病院関係者によると、負傷者の一部は重体だという。

ナクビ内相によると、前日10日夕方、北西部のアフガニスタン国境に近い南ワジリスタンの軍学校入り口で、車による自爆攻撃により3人が死亡した。武装勢力はその後学校に侵入、治安当局によると11日の午後の時点で、武装勢力3人が依然として学校敷地内に立てこもっている。敷地内には生徒と職員500人以上がいたという。

ロイター
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