メキシコのインフレ率、10月減速でも市場は慎重な姿勢
写真はスーパーマーケットで買い物をする女性。10月7日、メキシコのシウダー・フアレスで撮影。 REUTERS/Jose Luis Gonzalez
Aida Pelaez-Fernandez
[メキシコ市 7日 ロイター] - メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が7日発表した10月の年間インフレ率は減速し、中央銀行の目標範囲内にとどまった一方で、アナリストたちは今後の見通しに慎重な姿勢を崩していない。
メキシコの10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.57%上昇し、前月の3.76%から伸び率が鈍った。ロイターのエコノミスト調査の予測による3.56%上昇とほぼ一致した。変動の大きい食品やエネルギー価格を除いた注目のコア指数は前月比0.29%上昇し、0.28%上昇の予想とほぼ一致した。
インフレ率は中央銀行の3%プラスマイナス1%ポイントの目標範囲内に4カ月連続で収まった。
バナメックスのエコノミストは「2026年初頭は増税の影響によって、年間インフレ率が再び上昇すると見込んでいる」と述べた。
バークレイズのラテンアメリカ経済調査責任者のガブリエル・カシージャス氏は、来年のインフレ率を左右する主な要因として、とりわけ清涼飲料の税率引き上げ、自由貿易協定(FTA)を締結していない国からの輸入品に対する関税導入、最低賃金の12%引き上げを挙げた。「金融政策面はメキシコ中央銀行が今後の政策決定会合で、米連邦準備理事会(FRB)の動きに合わせて政策金利を調整し、25年末までに7.00%、26年末までに6.50%に利下げすると予想している」と語った。
メキシコ中銀は6日、4回連続で利下げした。政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げて7.25%とした。22年5月以来の低い水準となった。
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