ニュース速報
ワールド

ロヒンギャ乗せた船がマレーシア沖で転覆、数百人が行方不明

2025年11月10日(月)08時40分

写真は捜索活動中の海事当局の職員。11月9日、マレーシア北部ランカウイ島付近で撮影。マレーシア海上法執行庁提供。Reuters

[クアラルンプール 9日 ロイター] - ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャが乗った船がタイとマレーシアの国境付近で転覆し、数百人が行方不明となっている。また、7人が死亡し、13人が救助された。マレーシアの海事当局が9日に発表した。

当局者によると、8日にマレーシア北部ランカウイ島付近の170平方海里の海域で捜索活動が行われた。数日前に300人が乗った船がミャンマーのラカイン州を出発していたという。

ラカイン州では長年にわたり紛争や飢餓、主にロヒンギャを標的とした民族的暴力が問題となっている。

マレーシアの国営ベルナマ通信が警察当局の話として報じたところによると、人々は当初ミャンマーから大型船に乗り込んだが、マレーシアに近づくにつれて発見されるのを避けるため、3隻の小型船に約100人ずつ乗り換えるよう指示されたという。

他の2隻の状況は不明で、捜索救助活動が続いているという。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アフガニスタンとパキスタン、和平協議決裂 停戦は双

ワールド

台湾有事の存立事態危機発言、高市首相「撤回するつも

ビジネス

日銀10月会合、利上げへ「条件整いつつある」の声 

ワールド

豪経済、生産能力なお逼迫と中銀副総裁 利下げ余地限
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 2
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    「非人間的な人形」...数十回の整形手術を公表し、「…
  • 9
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 10
    「豊尻」施術を無資格で行っていた「お尻レディ」に1…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 7
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 8
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中