ジャカルタのモスクで爆発、数十人負傷 容疑者は17歳

2025年11月7日、インドネシア・ジャカルタの学校のモスクで発生した爆発事故現場撮影。REUTERS/Willy Kurniawan

[ジャカルタ ７日 ロイター] - インドネシアの首都ジャカルタのモスクで７日、金曜礼拝中に爆発が起き、数十人が負傷した。当局は１７歳の少年を容疑者と特定した。現在病院で手術を受けているという。

ジャカルタ市警幹部は記者団に、爆発は北部クラパガディン地区の学校敷地内にあるモスクで発生し、５５人が病院に運ばれたと明らかにした。

ニュースチャンネル「Kompas TV」の映像では、モスクの外観に目立った損傷は確認できない。

国営アンタラ通信は政府高官の発言として、モスクで２回爆発があったと伝えた。

爆発のあったモスクはジャカルタ北部の混雑した地域に位置し、周辺は海軍所有地が点在し、軍人や退役軍人の居住も多い。