ECB担保評価、気候リスクでの格下げはまれ=ブログ
フランクフルトのECB本部(2022年7月21日撮影)。REUTERS/Wolfgang Rattay
[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、銀行がECBから資金を借り入れる際に差し出す担保の評価について、すでに気候関連リスクを考慮しているものの、これが信用格付けの変更につながることはまれだと述べた。
7日公表したブログで明らかにした。必ずしもECBの見解を代表するものではない。
ブログは「気候リスクは広く認識されているものの、格付けの変更につながることはほとんどない」と指摘。「気候変動リスクを信用格付けに一貫して完全に反映させるには、依然として多くの課題が残る」としている。
ECBは、自行の内部信用評価システムと外部の格付け機関の両方を使って気候リスクを判断しているが、どちらの方法も現時点では担保評価に極めて大きな影響を与えることはない。
ECBの内部システムを用いる場合、気候リスクによって影響を受ける信用格付けの割合は4%未満で、調整は通常1段階にとどまる。
外部格付け機関の場合は、ESG(環境・社会・ガバナンス)要因が格付けアクション全体の約13─19%に影響を与えているものの、気候変動要因による格下げは2─7%にとどまる。
実際のリスクはより大きい可能性があるが、銀行が債務者の脆弱性を覆い隠すことができる点や、リスク低減策により見かけ上のエクスポージャーが抑えられる点、さらに格付けの評価期間が短・中期であるのに対し気候リスクは長期的である点などが、正確な評価を難しくしているという。
「信頼できる詳細な気候関連データは依然として不足しており、特に中小発行体、ソブリン、ストラクチャード金融商品ではそれが顕著だ」と指摘した。
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