北朝鮮の金総書記、特殊作戦部隊の強化指導 訓練基地を視察
8月28日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、特殊作戦部隊の訓練基地を視察し、軍増強には特殊作戦部隊と専門狙撃兵の強化が重要だと述べた。写真はKCNAが配信した視察の様子(2025年 ロイター)
[ソウル 28日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は、特殊作戦部隊の訓練基地を視察し、軍増強には特殊作戦部隊と専門狙撃兵の強化が重要だと述べた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が28日に報じた。
金総書記は特殊作戦部隊の訓練基地を視察した際、「特殊作戦部隊と専門狙撃部隊を将来、徹底的に強化することは、わが軍の増強における重要な課題だ」と述べた。新型の狙撃銃も確認した。
トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスで韓国の李在明大統領と会談し、金総書記と年内に会談したいとの考えを示した。
在韓米軍は28日、米韓合同軍事演習が同日、終了したことを明らかにした。演習の一部は来月に延期したが、韓国政府当局者は、延期は北朝鮮との緊張緩和が狙いだと説明した。
KCNAは27日、李氏について「南北関係の回復に意欲的であるかのように演じたが、対立を求める狂人」で「偽善者」であることを露呈したと非難している。





