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バチカン、中国に常設事務所開設望む 新たな外交方式も=国務長官
2024年05月22日(水)14時08分
バチカン(ローマ教皇庁)の国務長官であるパロリン枢機卿(写真)は21日、バチカンは中国に常設事務所を開設したい意向だと述べた。1月17日、バチカンで撮影(2024年 ロイター/Remo Casilli)
Alvise Armellini
[バチカン市 21日 ロイター] - バチカン(ローマ教皇庁)の国務長官であるパロリン枢機卿は21日、バチカンは中国に常設事務所を開設したい意向だと述べた。実現すれば、対中外交関係の大幅改善となる。
パロリン氏は、「われわれは長らく、中国で安定したプレゼンスを持つことを望んできた」と述べ、バチカンはそれに向けた新たな外交方式を検討する可能性があると説明した。
バチカンは昨年、同じく国交がない共産主義国ベトナムに代表を置く認可を取得。ただパロリン氏は、中国への代表はベトナムと異なる肩書になる可能性があると述べた。
バチカンが主催して中国で行われたカトリック教会関連会合で発言した。