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ブラジル洪水の影響、数週間続く可能性 政府は支援金支給へ
2024年05月16日(木)10時57分
5月15日、ブラジル南部リオグランデドスル州で豪雨により発生した大規模洪水について専門家は、影響が収まるには数週間かかるとの見方を示している。同州ポルト・アレグレで撮影(2024年 ロイター/Diego Vara)
Lisandra Paraguassu
[ポルトアレグレ(ブラジル) 15日 ロイター] - ブラジル南部リオグランデドスル州で豪雨により発生した大規模洪水について専門家は、影響が収まるには数週間かかるとの見方を示している。
大規模洪水によりリオグランデドスル州ではこれまで149人の死亡が確認され、108人が行方不明となっている。
リオグランデドスル大学連邦大学(UFRGS)の専門家によると、再び雨が降れば水位が上昇し続ける恐れがあり、洪水発生を防げる水準まで水位が下がるには約1カ月かかる可能性があるという。
ルラ大統領はこの日、被害に遭った約24万世帯に対して5100レアル(約992ドル)を支給すると発表。政府試算によると救済コストは約12億レアルになる。