最新記事
ロシア

モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴出! 屈辱動画がウクライナで拡散中

180-Foot Fountain of Feces Erupts From Sewer in Dramatic Video

2024年10月29日(火)20時04分
エマ・マースデン
ガスプロムのパイプライン

サンクトペテルブルクで開催されたガスフォーラムに展示されたガスプロムのパイプライン(2023年10月31日) Photo by Maksim Konstantinov / SOPA Images/Sipa USA)No Use Germany.

<地下パイプラインの破裂か、モスクワで糞便混じりの下水が高々と」噴き出した。喜んだのはウクライナのインフルエンサーだ>

ロシアの地下パイプラインから大量の下水が噴出し、糞便混じりの汚水と瓦礫が55メートル以上吹き上がった。動画は、ロシアの「テレグラム」チャンネルに投稿されてオンラインで拡散中だ。

【動画】「これぞ本当の『糞水』ショー!」とウクライナのインフルエンサー

噴水は数分にわたって噴き出し、汚水や瓦礫が、建物や車両、公共スペースに撒き散らされる様子が写っている。この事故は交通量の多い交差点付近で発生したようで、隣接する高層ビルの17階、近くのクレーンよりも高い位置にまで達していることがわかる。

モスクワで起きたこの事故で、住宅や建設中の建物が水浸しになった、と地元紙は伝えている。

この動画をオンラインで共有したユーザーのなかに、ロシアと戦争中のウクライナの元内務大臣顧問でインフルエンサーのアントン・ゲラシチェンコがいた。ゲラシチェンコは自身のX(旧Twitter)でこの動画を共有した。

「モスクワのテレグラム・チャンネルは、モスクワの下水道システムにトラブルがあったと伝えている。モスクワのある地区で、ビルほどの高さの『噴水』が見られた」と、ゲラシチェンコは書いた。「これぞ本当の『糞水』ショーだ」

SDGs
2100年には「寿司」がなくなる?...斎藤佑樹×佐座槙苗と学ぶ「サステナビリティ」 スポーツ界にも危機が迫る!?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、英BBCに10億ドル訴訟警告 誤解招く

ワールド

サルコジ元仏大統領を仮釈放、パリの裁判所 10月に

ワールド

シリア暫定大統領、米ホワイトハウス訪問 米政策の転

ワールド

インド首都で自動車爆発、8人死亡 世界遺産「赤い城
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一撃」は、キケの一言から生まれた
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    中年男性と若い女性が「スタバの限定カップ」を取り…
  • 7
    インスタントラーメンが脳に悪影響? 米研究が示す「…
  • 8
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 9
    レイ・ダリオが語る「米国経済の危険な構造」:生産…
  • 10
    「爆発の瞬間、炎の中に消えた」...UPS機墜落映像が…
  • 1
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 2
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中