印仏、防衛装備品の共同生産で合意 AI活用などでも連携強化
1月27日、インドとフランスは、ヘリコプターや潜水艦などインド軍向け防衛装備品の共同生産で合意した。インド政府が26日に声明を発表した。写真はインドのモディ首相(写真右)とフランスのマクロン大統領(写真左)。25日にインドのジャイプルで撮影、提供写真(2024 ロイター/India's Press Information Bureau)
Manoj Kumar
[ニューデリー 27日 ロイター] - インドとフランスは、ヘリコプターや潜水艦などインド軍向け防衛装備品の共同生産で合意した。インド政府が26日に声明を発表した。
マクロン仏大統領のインド訪問に合わせて合意した。訪印中にマクロン氏はモディ首相と会談し、ムルム大統領主催の晩さん会にも出席した。
マクロン氏とモディ氏は、防衛関連の生産や原子力エネルギー、宇宙研究、公共サービスにおける人工知能(AI)活用などで連携を強化することで合意した。
フランスはインドにとってロシアに次ぐ防衛装備品の供給国で、インドは40年間にわたり仏戦闘機に依存してきた。首脳会談は5月以降で5度目となる。
インドのクワトラ外務次官によると、タタ・グループと仏エアバスは民間ヘリコプターの共同生産で合意した。
仏ジェットエンジンメーカー、CFMインターナショナルも同社製エンジン「LEAP─1B」売却で印アカサ・エアと合意したと明らかにした。