プーチン氏、米大統領選の結果前に和平で合意せず=米高官

11月28日、米国務省高官は、ロシアのプーチン大統領は、2024年11月の米大統領選の結果を確認するまではウクライナと和平で合意することはないと述べた。写真はウクライナ・ドネツク州で、砲撃を受け炎上するタンカー列車。10月31日撮影(2023年 ロイター)
[ブリュッセル 28日 ロイター] - 米国務省高官は28日、ロシアのプーチン大統領は、2024年11月の米大統領選の結果を確認するまではウクライナと和平で合意することはないと述べた。
米大統領選を巡っては、共和党の有力候補と見られているトランプ前大統領がウクライナへの支援を批判している。
同高官は、北大西洋条約機構(NATO)外相会合後に記者団に述べた。個人的な見解かそれとも米政府の見解かと記者から質問された際、「広く共有されている認識だ」と述べ、「それが28日のNATO会議で全ての同盟国がウクライナへの強い支持を表明した背景だ」と説明した。
トランプ氏に言及したり、米大統領選の結果がウクライナ支持にどう影響するかは明言しなかった。