北朝鮮の金総書記がロシア到着、「両国関係の戦略的重要性示す」

　北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が１２日朝、北朝鮮との国境に近いロシアのハサンに到着したと、国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が１３日報じた。写真はハサンに到着する金総書記（中央）。ＫＣＮＡが１３日に提供（２０２３年　ロイター）

Hyunsu Yim

[ソウル １３日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は１２日朝、北朝鮮との国境に近いロシアのハサンに専用列車で到着し、ロシア訪問は両国関係の「戦略的重要性」を明確に示すものだと述べた。国営の朝鮮中央通信（ＫＣＮＡ）が１３日報じた。

ＫＣＮＡによれば、今回のロシア訪問は金氏にとって約４年ぶり、新型コロナウイルス禍後で初の外国訪問となる。

ＫＣＮＡは、訪問は北朝鮮とロシアの友好協力関係を新たな高みに引き上げるものと伝えた。

ＫＣＮＡが公開した画像には、金氏がハサンの駅でロシア政府高官らに出迎えられる様子やロシアのコズロフ天然資源相と会談する様子も写っている。

共同通信はロシア当局筋の話として、プーチン大統領と金氏の首脳会談が極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で１３日午後に始まる見通しだと伝えた。