バイデン氏、9月にベトナム訪問へ 共産党書記長らと会談

ホワイトハウスは２８日、バイデン大統領が９月１０日にベトナムの首都ハノイを訪問し、技術や経済、地域の安定、気候変動など様々な問題について共産党のグエン・フー・チョン書記長らと会談すると発表した。２７日撮影（２０２３年　ロイター/Julia Nikhinson/File photo）

[ワシントン ２８日 ロイター] - ホワイトハウスは２８日、バイデン大統領が９月１０日にベトナムの首都ハノイを訪問し、技術や経済、地域の安定、気候変動など様々な問題について共産党のグエン・フー・チョン書記長らと会談すると発表した。

バイデン氏は９月７日から１０日まで２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議（サミット）出席のためインドを訪問中。インドから直接ベトナムに向かう。

その後、バイデン氏は２００１年９月１１日の同時多発テロの追悼式典に参加するために１１日にアラスカに向かう予定。

一方、９月初めにインドネシアのジャカルタで開かれる東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）関連首脳会議には出席せず、ハリス副大統領が代役を務める。

バイデン政権は米中関係が一層緊迫するなか、ベトナムをアジア地域の重要なパートナーと考え、両国関係の改善を目指している。

ホワイトハウスの声明によると、バイデン氏はハノイ滞在中にベトナム高官と両国の関係深化について協議するほか、「テクノロジーに焦点を当てた、イノベーション主導のベトナム経済」の拡大について話し合うという。