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米兵越境問題、国連軍が北朝鮮と対話開始
7月24日 朝鮮戦争休戦協定を監督する国連軍司令部の副司令官は24日、先週、米兵トラビス・キング氏が南北軍事境界線を越え北朝鮮に渡った問題を巡り、北朝鮮軍との対話が始まったと述べた。ロイターが入手したトラビス・キング氏の写真。撮影場所・時期は不明(2023年 ロイター)
[ソウル 24日 ロイター] - 朝鮮戦争休戦協定を監督する国連軍司令部の副司令官は24日、先週、米兵トラビス・キング氏が南北軍事境界線を越え北朝鮮に渡った問題を巡り、北朝鮮軍との対話が始まったと述べた。
副司令官のアンドリュー・ハリソン中将はブリーフィングで、休戦協定で定めるメカニズムを通じて北朝鮮軍と対話をしていると説明した。その上で「キング氏の安否が最大の関心事だ」と述べた。
「プロセスを損なう可能性のあることは言えない」として、詳細への言及は控えた。
北朝鮮の国営メディアは、米国人拘束の際にはコメントを出すのが通例だが、キング氏については沈黙を守っている。
朝鮮半島情勢は緊迫の度を増している。北朝鮮は先週、核兵器を搭載できる米国の戦略原子力潜水艦(SSBN)が韓国に入港した数時間後に、弾道ミサイルの発射実験を行った。





