フィッチ、香港を「ＡＡ－」で据え置き 見通し「安定的」

　３月３０日、格付け会社フィッチは、香港の格付けを「ＡＡ－」で据え置いた。写真は香港で２０１９年７月撮影（２０２３年　ロイター／Tyrone Siu）

［３０日　ロイター］ - 格付け会社フィッチは３０日、香港の格付けを「ＡＡ－」で据え置いた。格付け見通しは「安定的」。

香港の今年の経済成長率を４％と予想した。昨年はマイナス３．５％だった。

香港は新型コロナウイルスの流行や中国のゼロコロナ政策の余波で打撃を受けていたが、中国本土の消費回復や旅行の増加が今年の香港経済を支えるとみられている。

来年の経済成長率の予想は３．５％。今年の財政赤字は緩やかに縮小し域内総生産（ＧＤＰ）比３．７％前後になる見通し。