ニュース速報
ワールド
米大統領補佐官、核のリスク低減へロシア高官と協議=WSJ
11月6日、サリバン米大統領補佐官(写真)が、ウクライナでの戦争の波及や核戦争への発展のリスクを減らす狙いで、ロシア高官と非公開の協議を行ったことが分かった。キーウで4日撮影(2022年 ロイター/Gleb Garanich)
[ワシントン 6日 ロイター] - サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が、ウクライナでの戦争の波及や核戦争への発展のリスクを減らす狙いで、ロシア高官と非公開の協議を行ったことが分かった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が6日、米国や同盟国の当局者の話として報じた。
それによると、サリバン氏はここ数カ月間にロシアのウシャコフ大統領補佐官やパトルシェフ安全保障会議書記と非公開の協議を行った。当局者らは、協議が行われた時期や回数は明らかにしなかったという。
ロシアはウクライナが放射性物質をまき散らすことを目的とした「汚い爆弾」の使用を計画している、と証拠を示さずに繰り返し主張している。ウクライナ側はこれを否定し、米欧などはロシアがそうした攻撃を計画し、紛争を激化させる口実に利用する可能性があると指摘ている。





