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インドのコロナ新規感染11.7万人、7カ月ぶり高水準 1週間で5倍

2022年01月07日(金)16時24分

 1月7日、インド保健省が発表した新型コロナウイルスの新規感染者は11万7100人と、昨年6月上旬以来の高水準に達した。写真はムンバイで昨年11月撮影(2022年 ロイター/Niharika Kulkarni)

[ニューデリー 7日 ロイター] - インド保健省が7日発表した新型コロナウイルスの新規感染者は11万7100人と、昨年6月上旬以来の高水準に達した。1週間で5倍に拡大し、これまでのピークを超える勢いとなっている。

デルタ株からオミクロン株への置き換わりが進んでいることが背景にある。

死者は302人増えて累計48万3178人となった。累計感染者数は3523万人。

政府当局者は米国などの状況を踏まえ、1日の感染者が昨年5月に記録した41万4000人を超えることを想定していると話す。

政府の予防接種アドバイザーは「(感染者数が)間もなく記録を更新し、2月上旬に新たなピークに達するのは明らかだ。インドの人口を踏まえれば、新規感染者数は米国を上回る」と述べた。

その一方で「症状ははるかに軽く、入院や酸素吸入などの必要性は高まっていない」と指摘した。

インドでは4月と5月の大流行時に感染率が高かった上、ワクチン接種が進んでいるとして、オミクロン株に感染してもそれほど重症化しないとの見方を示した。

ロイター
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