ニュース速報

ワールド

台湾の都市を「中国」と表記、EUの支援で修正=外交部長

2020年09月29日(火)00時40分

 「世界気候エネルギー首長誓約」の公式サイトで台湾の6都市の国名が「中国」と表記されていた問題で、台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は28日、EUの協力で「中華台北(チャイニーズ・タイペイ)」に修正されたと表明した。写真は2日撮影(2020年 ロイター/Ann Wang)

[台北 28日 ロイター] - 地球温暖化対策を進める世界の自治体が参加する「世界気候エネルギー首長誓約」(本部ブリュッセル)の公式サイトで台湾の6都市の国名が「中国」と表記されていた問題で、台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は28日、欧州連合(EU)の協力で「中華台北(チャイニーズ・タイペイ)」に修正されたと表明した。

台湾6都市の市長が国名の訂正を求める公開書簡を出したことを受け、首長誓約側が修正に応じたという。

中国政府は、国際団体や企業に対し、ウェブサイトや公式文書で台湾を中国の一部と表記するよう要求。台湾は中国政府の方針に反発している。

台湾は五輪などで「中華台北」の呼称を使っている。

同部長は、詳細を明らかにしなかったものの、この問題でEUが台湾を「支援」してくれたと表明。「非常に満足している」と述べた。

首長誓約側は短い声明で、今回の問題について「データベースでの技術的な不具合」が要因とし、すでに修正されたとした。

欧州委員会は同問題について「週末に認識した」とした。

中国外務省の報道官は記者団に、台湾は中国の不可分な領土であるとし、「台湾の都市は当然、中国の都市として記載すべきだ」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アイルランド、AIが若年層の雇用に影響=財務省調査

ワールド

前ウクライナ軍総司令官、ゼレンスキー氏との確執に新

ワールド

USMCA見直し、カナダ・メキシコは3者協定維持望

ビジネス

デジタルユーロは「決済での銀行の中核的地位」支援=
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 2
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」の写真がSNSで話題に、見分け方「ABCDEルール」とは?
  • 3
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方...勝利のカギは「精密大量攻撃」に
  • 4
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 9
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 10
    中道「大敗北」、最大の原因は「高市ブーム」ではな…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中