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インド洋大津波から15年、被災諸国で追悼式典 「いまだに怖い」
12月26日、東南アジアや南アジアなどインド洋沿岸部一帯で23万人以上が死亡・行方不明となった2004年のスマトラ沖大地震とインド洋大津波から15年となった。写真は2004年12月28日のタイ・ピピ島(2019年 ロイター/Luis Enrique Ascui)
[パンガー県(タイ) 26日 ロイター] - 東南アジアや南アジアなどインド洋沿岸部一帯で23万人以上が死亡・行方不明となった2004年のスマトラ沖大地震とインド洋大津波から26日で15年となった。
2004年12月26日、スマトラ島北部沖で発生したマグニチュード(M)9.1の地震が最大で高さ17.4メートルの巨大津波を引き起こし、インドネシアやスリランカ、インド、タイなどの海岸を襲った。
タイのパンガー県で両親のほか親族5人を失ったスワニー・マリワンさん(28)は「時々津波がやってくる夢を見る。いまだに怖い」と話し、「どこか別の場所に引っ越したいと思うときもあるが、それはできない。なぜなら私はここで生まれ、ここで両親が死んだから」と心情を語った。
いくつもの村が丸ごと壊滅し、12万5000人以上が津波の犠牲となったインドネシア・スマトラ島北部のアチェ州では追悼式典が開かれる。津波以降、アチェでは復興が進み、2004年に全滅状態となり、現在でも津波のリスクが高いとされる低地に2万5600前後の住宅や商業施設、政府機関や学校などの建物が建設された。
観光客も含め5300人以上が犠牲となったタイでは政府当局が追悼式典を主催し、自然災害に対してもっと意識を高め、備えるよう呼びかけた。
少なくとも1400人が死亡したタイの漁村バンナムケムでは、生存者らが26日夜にろうそくをともして夜通し祈りを捧げる。
1万人以上が死亡したインドでも、生存者らが追悼式典を開く。
スリランカでは3万5000人以上が死亡した。





