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ブルームバーグ氏、米大統領選の民主党指名争いに出馬表明

2019年11月25日(月)08時25分

 11月24日、2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、マイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長(77)が出馬を表明した。写真は8月10日、米アイオワ州デモインで演説するブルームバーグ氏(2019年 ロイター/Scott Morgan)

[ワシントン 24日 ロイター] - 2020年米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、マイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長(77)が24日、出馬を表明した。豊富な資金力を背景にトランプ大統領の打倒を目指す。

全米での予備選開始まで3カ月を切った段階で出馬表明した背景には、17人の他の民主党候補者で共和党の現職トランプ氏に勝利できるかどうか疑問視する見方がある。

ブルームバーグ氏は声明で「トランプ氏を打倒し、米国を再建するために立候補する。トランプ大統領の向こう見ずで非倫理的な行為を、あと4年も許すわけにはいかない」と表明した。

ブルームバーグ氏は、リベラル派のエリザベス・ウォーレン上院議員やバーニー・サンダース上院議員に代わる勢力として、同じ中道派のバイデン前副大統領やインディアナ州サウスベンド市長のピート・ブティジェッジ氏と支持を競うことになる。

金融情報サービス会社ブルームバーグを築いたブルームバーグ氏は資金力で優位に立つが、選挙戦で先行する他の候補者を追い上げられるかどうかが鍵となる。

民主党の候補者選びは、来年2月3日のアイオワ州党員集会を皮切りに2月中に4州で予備選・党員集会が行われる。ブルームバーグ氏は、指名獲得レースのヤマ場となる3月3日の「スーパーチューズデー」以降の予備選に照準を合わせる見通しだ。

ロイター
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