ニュース速報

ワールド

北朝鮮ICBM試験発射、脅威なければ迎撃しない可能性=米国防長官

2017年01月11日(水)09時05分

 1月10日、カーター米国防長官(写真)は、北朝鮮が試験発射の可能性を表明している大陸間弾道ミサイルについて、脅威にならない場合は情報収集を優先させるために迎撃しない可能性があるとの見解を示した。ロンドンで先月撮影(2017年 ロイター/Hannah McKay)

[ワシントン 10日 ロイター] - カーター米国防長官は10日、北朝鮮が試験発射の可能性を表明している大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、脅威にならない場合は情報収集を優先させるために迎撃しない可能性があるとの見解を示した。

カーター氏は離任前最後の記者会見で「ICBMが脅威になれば迎撃する。脅威にならなければ必ずしも迎撃しない」と述べた。

迎撃しない理由については「迎撃機の在庫を減らさずに済むし、ミサイルに関して情報を収集できるという利点がある」と説明した。

北朝鮮は8日、試験発射準備の最終段階にあるとしているICBMについて、金正恩朝鮮労働党委員長が指定する任意の時刻に任意の場所から発射することが可能だと表明した。

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国の7月レアアース輸出は23%減、前月は過去最高

ビジネス

SUBARU、通期米関税影響2100億円は9月1日

ワールド

中ロ、日本海で潜水艦撃沈の合同演習 米原潜配備発表

ワールド

米韓両軍が18日から大規模演習、一部は9月に分散
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を呼びかけ ライオンのエサに
  • 2
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの母子に遭遇したハイカーが見せた「完璧な対応」映像にネット騒然
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 5
    イラッとすることを言われたとき、「本当に頭のいい…
  • 6
    バーボンの本場にウイスキー不況、トランプ関税がと…
  • 7
    【徹底解説】エプスタイン事件とは何なのか?...トラ…
  • 8
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 9
    大学院博士課程を「フリーター生産工場」にしていい…
  • 10
    【クイズ】1位は中国で圧倒的...世界で2番目に「超高…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大ベビー」の姿にSNS震撼「ほぼ幼児では?」
  • 4
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 5
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 6
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 7
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 8
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 9
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 10
    メーガンとキャサリン、それぞれに向けていたエリザ…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 10
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中