J&J、四半期売上高と利益が予想超え 主力薬特許切れを新薬が補完
写真は米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のバナー。2023年12月、米ニューヨークで撮影。REUTERS/Brendan McDermid
Michael Erman Mrinalika Roy
[14日 ロイター] - 米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が14日発表した2026年第1四半期決算は、売上高が前年同期比約10%増の241億ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の236億ドルを上回った。調整後1株利益も2.70ドルと、アナリスト予想(2.66ドル)を超えた。
血液がん治療薬「ダラザレックス」と乾癬治療薬「トレムフィア」の堅調な需要が、主力の自己免疫疾患薬「ステラーラ」の売上高急減を相殺した。
全盛期には年間売上高が100億ドルを突破したステラーラは、昨年の特許期限切れに伴い、バイオシミラー(バイオ後発品)との競争に直面している。同薬の売上高は前年同期比約60%減の6億5600万ドルに落ち込んだ。
ジョセフ・ウォルク最高財務責任者(CFO)はインタビューで、多くの患者がバイオシミラーへの切り替えではなく、「トレムフィア」など他の療法を選択していると指摘。トレムフィアのシェア拡大に加えて、3月に承認された乾癬治療の経口薬「アイコタイド」についても、その有効性、安全性、利便性により、将来の主力製品として期待を表明した。
第1・四半期のトレムフィアの売上高は16億ドルで、市場予想の12億ドルを上回った。ダラザレックスの売上高は40億ドルと、市場予想の34億ドルを大幅に超えた。
同社は通期売上高予想を小幅に上方修正し、新たな中間値を約1008億ドルとした。市場予想は1006億ドル。





