メタがコアウィーブと提携強化、210億ドルの計算処理インフラ確保契約
写真は米コアウィーブのロゴ。2025年3月、米ニューヨーク市で撮影。REUTERS/Brendan McDermid
Jaspreet Singh
[9日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズが9日、人工知能(AI)向けクラウドサービスを手がける米コアウィーブから新たな大規模計算処理インフラを確保する210億ドル相当の契約を締結した。
両社は昨年9月に142億ドル相当の同様の契約を結んでいる。今回は契約期間が2032年12月までとより長期化し、メタが米半導体大手エヌビディアの次世代AI基盤「ベラ・ルービン」を初期導入できることも盛り込まれた。ベラ・ルービンの計算速度は、現在のエヌビディア最新モデル「ブラックウェル」の2倍とされる。
これらの契約により、コアウィーブにとってメタは最大の顧客となった。
コアウィーブのマイケル・イントレーター最高経営責任者(CEO)は今回の契約について「これは業界をリードする企業が最も負荷の高い作業を実行するためにコアウィーブのAIクラウドを選んでいる最新事例の1つだ」と強調した。
昨年投入したAIモデルが期待外れに終わったメタは、ライバル企業に追い付こうとして大規模言語モデルの開発・実装化を支える計算能力を急拡大させている。こうした動きは、ハードウエアやクラウド資源を提供するコアウィーブのような企業にとっては大きな追い風と言える。
一方コアウィーブは9日に規制当局へ提出した書類で、12億5000万ドルの社債と30億ドル相当の転換社債を発行する計画を明らかにした。
同社は2月、今年の設備投資を最大350億ドルまで拡大する方針を打ち出している。昨年の投資額149億ドルから大幅な上積みとなる。





