三菱ケミ、ペットボトルのラベル用フィルムや酢酸値上げ 中東情勢で
Kentaro Okasaka
[東京 3日 ロイター] - 三菱ケミカルは3日、中東情勢悪化の影響でナフサ由来の原材料価格が高騰し、大幅に製造コストが上昇しているとして、ペットボトルなどを包装するラベル用の収縮フィルム「シュリンクフィルム」製品を値上げすると発表した。5月11日出荷分から。
2製品について1キロ当たり80-110円値上げする。「自助努力のみで現在の価格を維持することは困難」としている。
また、酢酸についても価格高騰による原料調達環境の悪化を理由に、4月6日納入分から1キロ当たり30円以上値上げする。
同社は最近、紙おむつなどに使われる原料や、弁当容器のふたに使われる製品、食品包装用ラップフィルムなどの値上げを相次いで発表しており、身近な製品にも中東情勢の影響が広がる。
東洋紡も3日、中東地域での情勢不安の長期化で原油価格の急騰が続き、主原料や製造コストが押し上げられているとして、包装用フィルム製品を値上げすると発表した。4月21日納入分から。今後の情勢やエネルギー価格の動向によってさらなる価格改定もあり得るとしている。





