米のアルミ供給網に穴、イランによる中東製錬所攻撃で
米カリフォルニア州オーシャンサイドの醸造所で、クラフトビールを充填する前の製造工程中のアルミ缶。2025年3月撮影。REUTERS/Mike Blake
Tom Daly Pratima Desai
[30日 ロイター] - イランは週末、中東最大のアルミニウム製錬所2カ所を攻撃した。アナリストは、米国が国内で十分に生産できていない戦略的金属の主要供給元が標的にされたことで、サプライチェーンリスクが現実のものとなりつつあると警告している。
エミレーツ・グローバル・アルミニウム(EGA)は28日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビにある年産約150万トンのアル・タウィーラ・アルミ製錬所が、イランの攻撃により甚大な被害を受けたと発表。アルミニウム・バーレーン(アルバ)も同日、年産160万トンの製錬所が標的となったと明らかにした。
アルミは自動車や包装材に広く使用され、米政府が重要と見なす60の鉱物リストに名を連ねている。
米国地質調査所(USGS)によると、米国のアルミの輸入依存度はネットベースで60%に達している。情報提供会社トレード・データ・モニターによると、昨年の米国の一次アルミおよび合金アルミの総輸入量340万トンのうち、中東からの供給が22%近くを占めた。





