米財政赤字、2月は3080億ドルで横ばい 関税巡る最高裁判決はまだ反映されず
2012年11月29日、カリフォルニア州ロサンゼルス港の全景。REUTERS/Lori Shepler
David Lawder
[ワシントン 11日 ロイター] - 米財務省が11日に発表した2月の財政収支は、赤字が3080億ドルと前年同月並みにとどまった。歳入と歳出の増加がほぼ同程度だった。トランプ大統領が導入した関税を巡る米連邦最高裁判決の影響はまだ歳入に反映されていない。
財務省によると、2月の歳入は前年同月比6%(170億ドル)増の3130億ドル、歳出は3%(170億ドル)増の6210億ドルとなり、いずれも同月として過去最高を記録した。
歳入増は、2025年末のボーナス支給を反映した源泉所得税が150億ドル増加したことが一因。
2月の純関税収入は266億ドルと、1月の277億ドルからやや減少。昨年12月の300億ドル超からも鈍化した。
財務省当局者は、これは関税が通常1カ月遅れで支払われるためで、最高裁が先月、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく多くの関税を違法と判断した判決の影響はデータにほとんど現れていないと説明した。税関・国境警備局(CBP)は2月24日からこれらの関税の徴収を停止している。
歳出の増加は、国債利払い費が80億ドル(9%)増の930億ドルに膨らんだことが主因。国防費も60億ドル(9%)増えて670億ドルとなった。
2026会計年度(25年10月─26年9月)最初の5カ月(2月まで)の累計では、財政赤字は1兆0040億ドルと前年同期比12%(1420億ドル)減少した。歳入は11%(2050億ドル)増の2兆0980億ドル、歳出は2%(630億ドル)増の3兆0120億ドルだった。
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