ニュース速報
ビジネス

世界のEV販売、1月は前年比3%減 米中が重し

2026年02月13日(金)12時50分

電磁自動車の充電ステーション。2月4日、ナイジェリアラのラゴスで撮影(2026年 ロイター/Sodiq Adelakun)

[‌13日 ロイター] - コ‌ンサルティング会社ベン​チマーク・ミネラル・インテリジェンス(BMI)が⁠13日公表した​データによると、1月の世界の電気自動車(EV)登録台数は前年同月比3%減の約120万台となった。

中国での購入税や補助金縮小⁠、米国の政策変更が重しとなった。

中国や欧州連合(EU)では、電動⁠化を​後押しする規制が緩和された。米国市場への依存度が高い自動車メーカーは、トランプ政権下で厳しい市場環境が続く中、EV戦略を縮小し、過去1年で計約550億ドルの減損を⁠計上している。中国では価‌格競争が激化、欧州では車種構成の複雑化⁠も⁠進んでいる。

BMIの統計には、バッテリー式電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHV)が含まれている。

地域別では、中国が20%減の‌60万台弱と、約2年ぶりの低水準​とな‌った。北米は⁠33%減の8万5000台​強。米国の販売台数は2022年初め以来の低水準だった。

欧州は24%増の32万台超。伸び率は昨年2月以来の低水準となった。

その他の地域は92%増の19‌万台弱と過去最高を記録した。タイの優遇措置や韓国、ブラジルで​の力強い伸びが寄与⁠した。

BMIのデータマネジャー、チャールズ・レスター氏は「中国のEV輸出が増加してい​る。26年の力強い輸出拡大を目指しており、東南アジアなど成長著しい地域への輸出攻勢が強まるだろう」との見方を示した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

旭化成、カナダの電池材工場の稼働延期 北米EV市場

ビジネス

米ディズニーが約1000人削減へ、マーケ・TV部門

ビジネス

アンソロピック、評価額最大8000億ドルでVCが関

ワールド

カナダ石油・ガス企業、イラン戦争で利益急増へ 新規
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:台湾有事の新シナリオ
特集:台湾有事の新シナリオ
2026年4月21日号(4/14発売)

地域紛争の「大前提」を変えた米・イラン戦争が台湾侵攻の展開に及ぼす影響をシミュレーション

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米軍の海上封鎖に中国が抗議、中国タンカーとの衝突リスク高まる
  • 2
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国防軍は崩壊寸前」
  • 3
    高さ330メートルの絶景と恐怖 「世界一高い屋外エレベーター」とは
  • 4
    日本は「イノベーションのやり方」を忘れた...ホンダ…
  • 5
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 6
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相…
  • 8
    トランプを批判する「アメリカ出身のローマ教皇」レ…
  • 9
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 10
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 5
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 6
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 7
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 8
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 9
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 10
    健康を守るはずのサプリが癌細胞を助ける? 思いがけ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中