米総合PMI、1月は52.8と横ばい コスト上昇巡る懸念継続
米ワシントン州レントンのボーイング工場で。2011年11月撮影。REUTERS/Jason Redmond/File Photo
[ワシントン 23日 ロイター] - S&Pグローバルが23日発表した1月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.8と、前月の52.7からわずかに低下した。新規受注が改善したものの、労働市場の低迷と輸入関税によるコスト上昇を巡る企業の根強い懸念に相殺された。
1月のサービス業PMIと製造業PMIはともに横ばいで推移した。
雇用指数は50.5と、前月の50.3から上昇。
販売価格指数は57.2と、前月の57.3から小幅低下したものの、依然として過去3年間では高水準で推移している。一方、投入価格指数は59.7と、前月の61.9から低下したものの、こちらも依然として高水準にある。価格指標の上昇は、インフレが当面高止まりする可能性を示唆している。
新規受注指数は52.2と前月の50.8から上昇。一方、輸出受注指数は9カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。
今回の調査は、引き続き労働市場が停滞している兆候を浮き彫りにしている。S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は、「関税が原因とされるコスト上昇が、1月の財(モノ)とサービスの価格上昇の主な要因として再び挙げられており、これはインフレとアフォーダビリティ(手が届きやすい価格)が依然として企業にとって広範な懸念事項であることを意味する」と述べた。
米企業の景況感は減速し、昨年の平均をわずかに下回った。S&Pグローバルは、「価格上昇や地政学を巡る懸念、米政権の政策による需要抑制効果は、多くの企業にとって依然として懸念事項となっている」と述べた。
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