NY外為市場=ドル下落、市場の動揺は鎮まる
米ドル、ユーロ、中国元、カナダドルなど世界各国の紙幣。2025年5月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[ニューヨーク 22日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、安全資産とされるドルが下落した一方、ユーロやポンドといったリスクに敏感な通貨は上昇した。 トランプ米大統領がグリーンランドを巡る関税提案を撤回し、武力行使の可能性を否定したことが、市場の動揺を鎮めた。
ドルは、対ユーロで持ち直したが、終盤では0.49%安の1ユーロ=1.1744ドルだった。
対スイスフランでは、ドルは0.69%下落し、1ドル=0.7899スイスフランとなった。
トランプ氏が、グリーンランド取得に強い意欲を示し、抵抗する同盟国に関税を課すと表明したことで市場は動揺し、米国資産の広範な売りが引き起こされた。しかし、一部のアナリストは、米ドルからの本格的な離脱を示す証拠はほとんどないと指摘している。
BNYの首席市場ストラテジスト、ボブ・サベージ氏は「欧州の投資家が米国資産を売却しているという見方を維持するのは非常に難しい」と語った。
日本円は0.07%下落し、1ドル=158.42円となった。先週には18カ月ぶりの安値となる159.45円を付けていた。
アナリストらは、介入領域とみられる159─160円の水準に接近している円を安定させるために、日銀が22─23日の政策決定会合でタカ派的な姿勢を示すと予想している。
豪ドルは1.15%上昇の0.684ドルと、2024年10月以来の高値を付けた。今週はリスク資産が圧迫される中でも、豪ドルは4日連続の上昇となり、好調を維持した。
ドル/円 NY終値 158.40/158.42
始値 158.59
高値 158.85
安値 158.24
ユーロ/ドル NY終値 1.1754/1.1757
始値 1.1701
高値 1.1756
安値 1.1701
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